暑い夏にはエアコンなどの冷房が欠かせないですよね。近年は地球温暖化の影響により夏季の気温が上昇傾向にあることで、熱中症対策に室内でエアコンやクーラーをガンガンに効かせている人も多いでしょう。外出の際も建物内はほぼ冷房が効いています。しかし、冷房が育毛の妨げになる可能性があると言うことをご存知でしょうか。冷房が効いたお部屋の中は、とっても空気が乾燥しやすくなっているんです。これは肌が保持している水分量が減少することが原因とされています。

外で汗だくになった状態から冷房が良く効いた涼しい部屋に入ると、それまで分泌された皮脂が急速に乾燥して固まってしまいます。皮脂が固まると血行不良を起こし育毛の妨げになるのです。理想とされる室内の湿度は「60～65％」と言われています。頭皮環境と湿度は密接な関係にあり、湿度が65％から50％まで下がると肌が保持している水分量も50％にまで減少してしまうのです。夏場も良い頭皮環境を維持するためには、扇風機など自然の風に当たるのも良いでしょう。とはいえ熱中症には十分に注意して、冷房を付ける時は適度に換気をしながらキレイな空気を室内に入れるようにしてみて下さい。