女性にとって無視できない体調変化に「更年期障害」があります。精神の不安定さや頭痛、だるさ、めまい、ホットフラッシュなどの体調不良がよく知られていますが、更年期障害の影響のひとつに抜け毛や薄毛が増えるという症状もあります。

なんだか頭頂部のボリュームがなくなってきた、シャンプー後に残った髪の毛に驚いたなど、40代～50代の女性にありがちな不安も更年期の影響もあるのです。閉経を迎える前後の女性が、そのような症状を実感する方が多いと言われています。閉経の前後は体内に分泌される女性ホルモンのエストロゲンが極端に減って、ホルモンバランスが崩れることで、原因で毛髪に栄養不足が起こり、毛周期の成長期の期間が短くなるためです。ひどくなる方は、女性型脱毛症などの症状へ進む方もいます。

更年期の影響のよる薄毛の場合には、エストロゲンの不足を補うために食事内容を改善したり、毛母細胞が育成しやすい環境を作るために頭皮マッサージをして血行をよくすることも悩み解消の方法のひとつです。